ファーウェイ、米で100件以上の偽レビュー募集が発覚 。Mate 10 Pro「ベータテスター」で勧誘

日本では昨年末にリリースされたファーウェイのフラッグシップモデル、HUAWEI Mate 10 Pro。

米国では未発売で近々リリース予定ですが、このMate 10 Proのマーケティングを巡ってちょっとしたスキャンダルが発覚した模様です。

9TO5Googleが伝えたもので、これによるとファーウェイは同社のFacebook上のプライベート・グループ内でHuawei Mate10 Proが無料で入手できる「ベータテスター」を募集。

これだけなら別になんの問題もないのですが、問題なのはこのベーターテスターに応募する条件として、Best Buyという米国の家電大手小売店のサイト上にMate 10 Proが欲しい理由を書いた「レビュー」の投稿をリクエスト。(現在は削除済とのこと)

そもそもレビュー欄というのはあくまでユーザー/購入者が文字通り製品の「レビュー」を投稿するためにあるもので、製品を「欲しい人」が欲しい理由を投稿する場所ではないはず。

にもかかわらず、このBestBuyのレビュー欄には販売予約受け付け中の段階ですでに100件以上の5つ星「レビュー」が投稿されており、これらのほんとんどは明らかにベータテスター狙いのユーザーによりものとのことです。

また、商品の無料配布をエサにマーケティングをするのであれば、正々堂々とSNS上などで各ユーザーに「欲しい理由」を投稿してもらうこともできるはず。

うーん、このやり方、どうなんでしょう。

明確に道徳的に「アウト」とは言えませんが、他の小売店のサイトにこういった実際に製品を使ったことものないユーザーの偽レビューの投稿を促すというのはフェアなやり方ではないと思います。

Mate 10 Proはこんなことをしなくても十分評判の良い機種だと思うのですが、なぜわざわざこんなことをするのでしょう。

せっかく良い製品を作っているのに、こういったやり方は逆効果でしかないように思います。

一方、ファーウェイは政治的な圧力により米国キャリアからのMate 10シリーズのリリースが見送られた、という情報もあります。

こういった背景で何らかの焦りがあるのかもしれませんね。