ここ最近元気のないHTC。
この台湾のOEMについて興味深い情報が浮上しました。
AndroidHeadlineがBayStreetというリサーチ会社のアナリスト予想を伝えたもの。
これによると、HTCは2017年にキャリア経由で販売されるフラッグシップはリリースしないとのこと。
背景には人員削減などといったコストカットにより、複数のメジャーキャリアに対応したフラグシップを展開することができなくなっている、という点があるようです。
HTCの最新フラグシップと言えばHTC 10ですが、同モデルは日本ではau、アメリカや他の国でも複数キャリアで展開されています。
このモデル、そこそこの人気はあったようですが、大人気機種と呼ぶには程遠い存在。
一方、今回の情報が正しければ少なくとも来年はHTC 10の後継機にあたる「HTC 11」はリリースされないということになりますね。
ちなみに同アナリストによるとHTCは今後、ODM(オリジナル・デザイン・マニュファクチャラー)としてGoogleやキャリアから受注した機種を生産するとのこと。
つまり、HTCが自主的に企画・開発するのではなく、他社の「下請け製造」的な立ち位置になるということですね。、
HTCは初期のAndroidスマホの普及に貢献した当時はメジャープレーヤーでした。
個人的にも好きなブランドなので事実だとすれば非常に残念ではありますが、これも時代の流れなのでしょうか。