「アップル社内は紫禁城」「会議のための会議の連続」-Appleの醜い内部事情を元社員が告白。

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アップルといえばiPhoneからMacまで、超一流のIT企業というイメージで、IT関連の人ならば、ここで働くことに憧れをもったことがある方も多いのではないでしょうか?
また、こういったイノベーションを重要視する企業がゆえに、自由で働きやすい労働・職場環境を想像している人も多いと思います。

しかし、アップルの元社員が同社で働いた経験を元に、痛烈に職場環境を批判した記事がちょっとした話題となっているようです。

これは、2年間、同社のテクニカル・サポート・センターでカスタマーサービス向上担当として働いていたBen Farrellによる体験記で、結構長い記事なので一部割愛した上で、同氏がApple在籍中に経験したことをいくつかまとめます。

・アップルは保護作業場

アップルの社内は保護作業場*(肉体的、あるいは精神的な障害を持つ人のための職場)のようなもの。
社内での会話は受動的攻撃的な言葉、あてこすり,いやみ、そしてApple以外で働いた経験のないナイーブな社員を操るために妄信的に語られた「成功話」ばかり。
ちょうど、紫禁城の中の世界がすべてだと思い込んでいる皇帝のようなもの。

*個人的には障害者の方に失礼な表現だと思いますが、一応、原文の直訳通りに載せておきます。

・会議のための会議ばかり

一日が会議に次ぐ会議で埋め尽くされ、その内容は誰かの足元をすくったり、弱い者いじめをするためのもの。
また、相当な時間を「ミーティングのための準備ミーティング」に費やし、マネージメントに対して印象を良くするため、何度も「dry-runs」と呼ばれるリハーサルミーテイングを行う。
ここで、データの「見せ方」を変えたり、都合の悪いデータは見せないように、といったことが行われる。

・飲みニケーションは同じ話題ばかり

同僚と仕事終わりに飲みに行けば、アップルが行ってきたリストラや下請け切りの話ばかり。

・休みを取ると『重大なパフォーマンス問題』

アップルでは病気や緊急事態、冠婚葬祭による欠勤も尊重されない。
妊娠中の妻が階段から落ちて入院したときのこと。
その際のFamily Emergency(家族内での緊急事態の事)による欠勤も、後の査定で、「重大なパフォーマンス問題」として記録されていることが明らかになった。

・上層部に訴えると「脅し」

限界に達したので、「エグゼクティブ」に掛け合うと、「文句を云うべきことはなにもないはず。子どもじみたことはやめなさい。次回話す時は異なる内容の会話になる」と脅された。

まとめると、中身の無い会議で時間を取られ、実務がはかどらず、他人の足を引っ張って、権利として与えられている休暇をまともに消化することもできない。
なんだか、日本のダメな企業にそっくり、という印象です。

うーん、一元社員の話でしかないので、これを鵜呑みにしてコーポレートカルチャー全体を反映しているとは思うのはどうかと思います。
ただ、大企業となると、どこでもこういう病んだ部署、あるいはチームがいるということは事実なのかもしれませんね。

要点を出来る限り正確に訳したつもりですが、完璧だという自信は全くないので、英語に自身のある方は、こちらのソースをご覧ください。