Android 5.0、5.1 LollipopはAndroidの「黒歴史」? 5→6への不自然なバージョン番号変更の意味について

201508192113

先日正式にバージョン名と名称が発表されたAndroid Mこと、Android 6.0 Marshmallow。

このAndroid M、主にAndroid 5.0、5.1 Lollipopのバグ修正や安定化がメインになるとのことで、当初バージョン番号は「Android 5.2」になるとの報道もありましたが、蓋を開けてみたらびっくり。
一気に整数番号が挙がり、「6.0」になることが判明しました。

この件、個人的にもちょっと違和感を覚えていたのですが、この件についての「理由」を検証している記事がこちらにもありました。

ご存知のように、歴代のAndroid OSでは、メジャーアップデートの度にOSの「ニックネーム」が変更されます。

というか、このデザート・お菓子名の変更が、メジャーアップデートを示している、とも言えると思います。

以下が歴代Android OSのバージョン番号と名称:

Android 1.0
Android 1.1
Android 1.5 Cupcake
Android 1.6 Donut
Android 2.0 Éclair
Android 2.2 Froyo
Android 2.3 Gingerbread
Android 3.0 Honeycomb
Android 4.0 Ice Cream Sandwich
Android 4.1 (4.2, 4.3) Jelly Bean
Android 4.4 Kitkat
Android 5.0 Lollipop
Android 6.0 Marshmallow

ご覧のように、各バージョン番号の整数で、2-3つのメジャーアップデートが行われています。

例えば、Android 「4」シリーズには、「Ice Cream Sandwich」、「Jelly BeanAndroid」、「Kitkat」の3つのメジャーOSがありました。
(Android 3.0は一世代で終わっていますが、このOSはタブレット向けの特殊なOSだったので例外と言えます)

ところが、Android 「5」だけはLollipopのみで、一度もメジャーアップデートが行われず、次の整数番号「6」に移行することとなります。

一般的に、整数番号が上がる場合のアップデートはメジャーアップデートの中でも特に大きな変更がある場合と言われています。
しかし、今回のAndroid MはLollipopからそれほど大きな変更はなく、整数バージョン番号がアップするほどのものではない、というのが一般的な見方。

よって、あえてここでいきなり整数バージョン番号を5→6に挙げるのは、Andorid 5シリーズの不人気かつバグ・不具合く、多くのユーザーがネガティブな印象を持っているため、という可能性が高いようです。

要は、いち早くAndroid 5.0、5.1 Lollipopの黒歴史に幕を閉じたいというGoogle側の意向が感じられる、ということですね。

個人的にはAndroid 5.0、5.1で特に大きな問題もなく、それほど悪いOSバージョンだとは思いません。

ただ、その一方でメモリーリークやバッテリー異常消費など様々な問題を抱えているユーザーが多数いるのも事実。

もちろん、重要なのはOS名称やバージョン番号ではなく中身です。

ただ、どことなく今回の番号付け、どこか不自然な感じがして何らかの意図が働いているような気がしてなりません。