次期ネクサスが「Huawei Nexus」になるワケ – Playストアのシェア拡大とコスト抑制

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先日、2015年に2機種リリースされる予定の次期ネクサスのうち、1機種が中国のHuawei製になることが確定したとお伝えしましたが、その背景についてなかなか興味深い記事がありました。

Android Authorityによるもので、非常に長い記事なので、一部を要約・要訳してお伝えします。

まず、Googleは現在、中国の巨大市場を今後の収益源として見据えているとのこと。
その為にはGoogle Playストア経由でのアプリの購入、あるいはアプリ内課金が主な収益源となるわけですが、現在、中国には複数のアプリストア(Market Place)が乱立しており、Playストアは上位20位にすら入っていないそうです。
その理由の一つが中国国内でPlay Storeが提供できるアプリは無料のものだけであるという点。
しかし、中国企業をNexusスマホの製造パートナーとすることで、中国のユーザーにPlayストア内のアプリや他のグーグル・サービスを使ってもらうためのパイプを作ることができる、という目論見なようです。

また、別の理由としてはコスト面があるようです。スマホのプロセッサと言えばQualcomm社製のチップですが、これはコスト面で結構高く付くようです。
一方、ファーウェイは子会社にKirinシリーズプロセッサーを製造する半導体メーカーHisiliconがあり、自前のCPUを調達できるスマホメーカー。
つまり、これによりNexusの製造コストダウンを行うことができるとのことです。

なるほど、確かに先日、2015版のNexusは一方(おそらくNexus 5)が廉価版となり、もう一方がハイエンドモデルになるという情報がありました。
もしこの廉価版の方のNexusをHuaweiが生産するとなれば少なくとも現時点で話の辻褄は合いますね。