スマートフォン選びの上で重要な「性能」の一つでもある電池持ち。
一昔前のスマートフォンのように特定機種だけがバッテリーが「爆減り」するようなことはなくなりましたが、それでも機種によって差が出るのは現在も変わりません。
また、今も昔も新機種の購入を検討する際にバッテリー持ちを優先事項の一つにしているというユーザーも多いという印象。
という訳で今回はこの2019年にドコモおよびauから発表・リリース済み、もしくは発売予定の機種バッテリー持ち比較をランキング形式にしてみました。
2019年スマートフォン、バッテリー持ちランキング
機種名 | ドコモ版 | au版 |
AQUOS sense3 | 180時間 | 170時間 |
HUAWEI P30 Pro | 165時間 | – |
Galaxy Note 10+ | 145時間 | 140時間 |
Galaxy A20 | 140時間 | 140時間 |
Galaxy Fold | – | 135時間 |
Galaxy S10+ | 140時間 | 130時間 |
AQUOS sense2 かんたん | – | 125時間 |
Galaxy A30 | – | 120時間 |
AQUOS R3 | 135時間 | 100時間 |
Xperia 5 | 130時間 | 105時間 |
Xperia 8 | – | 100時間 |
Galaxy S10 | 120時間 | 100時間 |
TORQUE G04 | – | 95時間 |
Xperia 1 | 100時間 | 85時間 |
HUAWEI P30 lite | – | 75時間 |
AQUOS zero2 | 未掲載 | 未掲載 |
BASIO4 | – | 未掲載 |
AQUOS sense3 Plus | – | 未掲載 |
ソース:docomo、au公式スペック
留意すべき点としてはドコモとauでは測定方法の違いか、共通機種ではドコモの方が電池持ち時間が長い傾向があります。
ただ、ドコモとauでバッテリー持ち順位が逆転している機種はないので、相対的なランキングとしては問題ないと思われます。
ミッドレンジのAQUOS sense3が圧倒的
ご覧のように2019年モデルの電池持ち、トップは文句なしのAQUOS sense3。
5.5インチと比較的小型ディスプレイに4000mAhバッテリー、さらに省電力性能で非常に優秀と言われているSnapdragon630を搭載、というのが効いていると思われます。
ハイエンドではHuawei P30 Pro
一方、フラッグシップで最もバッテリー持ちが良いのはHUAWEI P30 Pro。
au版は存在しませんが、3位以下の差を考慮するとおそらく正しい順位だと思われます。
ただ、米政府による対ファーウェイ禁輸措置の影響か、このP30 Proはかなり売れ行きが芳しくないと聞きます。
良い機種との評判だけに非常に残念ですが、12月に禁輸措置撤廃・緩和の噂もあるので、実現すればある程度人気が復活するかもしれませんね。
ちなみに秋冬のXperia 5とXperia 8はハイエンドとミッドレンジという大きな違いがあるものの電池持ちは同じ程度のようですね。
ハイエンド最下位はやはり・・・
一方、ハイエンドで最下位はXperia 1。トップのAQUOS sense3と比較するとドコモ版で電池持ち時間に1.8倍、au版ではなんと2倍の差がある、ということになります。
ただ、あくまで個人的な感想ですが、このXperia 1の電池持ち、実使用ではそれほど悪いという印象はありませんでした。
もちろん、毎日残量の記録を取っていたわけではないので、あくまで「1日十分持つ」というレベルのもので、やはり大容量のGalaxy note10+などと比べれば確実に電池持ちは悪いと思いますが。
また、これは全機種で最下位となっているHuawei P30 Liteも同様で(私が使ったのはSIMフリー版ですが)、日常的な使用で不便を感じるレベルのバッテリー持ちの悪さではありませんでした。
ようはこの比較は充電頻度の問題で、一昔前のように一日バッテリーが持たないというレベルの機種は基本的にない、と思って良いのではないでしょうか。
ちなみにご覧のように、まだ未掲載機種が数機種あります。
特にAQUOS zero2は6.4インチに3140mAhバッテリーとなっており、Xperia 1と同レベル、あるいはそれ以下のバッテリー持ちという可能性もあると思います。
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