秋冬モデルとしてドコモ、au、ソフトバンクの秋冬モデル、そしてひょっとするとSIMフリーモデルとしてもリリースされるかもしれない新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 5。
Xperia 1の小型版という位置づけでスペックも微妙にダウン。
いまいち目新しさに欠けるためか地味な存在といった感じです。
ただこのXperia5ですが、少なくとも電池持ちに関しては相当期待できるようです。
phoneArenaが掲載していたバッテリーベンチマークによるとXperia5のバッテリー持ち時間は12時間15分。
これは同サイトができるだけ実使用に近い状態をシュミレートして測定したもので、さすがに5000mAhバッテリー搭載のZenfone 6には及ばずですが、秋冬モデルとしてライバル機種になるであろうGalaxy Note 10+を大幅に上回る電池持ちという結果に。
なお、同サイトに掲載されている過去のXperiaモデルとの比較は以下の通り:
機種名 | バッテリー持ち |
Xperia 5 | 12h 15 min |
Xperia 1 | 7h 10 min |
Xperia XZ3 | 6h 4 min |
Xperia XZ2 | 8h 54 min |
Xperia XZ1 | 7h 44 min |
Xperia XZ Premium | 8h 15 min |
Xperia XZ | 6h 41 min |
ここに載せているのは過去数年のフラッグシップとの比較だけですが、同サイトに掲載されているコンパクトXperiaやミッドレンジXperiaなど、すべてのXperia機種と比べてもXperia 5の電池持ちはトップ。
つまり、少なくとも同サイト上の評価ではXperia 5はXperia史上最長のバッテリー評価、ということになります。
また、同じSD855搭載のXperiaと比較しても電池持ちは約1.7倍となっています。
実使用での体感で本当にこれくらい電池持ちに差があるとすれば、これはこれで十分な「進化点」と言えるような気もします。
ちなみにこれに先立って掲載されていたGSMArenaでのバッテリー評価でもXperia 5はレギュラーフラッグシップでは最長のバッテリー持ちとなっており、コンパクトモデルなどを入れても2位という結果出ています。
phoneArenaとGSMArenaは機種によって評価にバラつきが出ることも良くありますが、今回は両サイトほぼ同じレベルのバッテリー評価というとに。よってかなり信頼性は高いのではないでしょうか。
なお、過去にもお伝えした通り、ドイツ語版のソニーモバイル公式ブログ上ではこのXperia 5のストレージにはUFS3.0が搭載されていると記載されています。
UFS3.0は処理速度だけでなく、省電力性能もUFS2.1よりかなり優れていると言われており、このバッテリー持ちの良さはこのUFS3.0も寄与しているという説も。
一方、公式フォラム上ではソニーはこの搭載ストレージタイプについて「お答えできません」との回答をしており謎は深まるばかり。
秋冬モデルとしてリリースの国内版(少なくともドコモ版は)は64GBストレージとスペックダウンしたバージョンがリリースされることがほぼ確実なXperia 5。
ストレージ容量だけでなく日本版だけUFS3.0でなくUFS2.1搭載、なんてことにならなければよいのですが・・・
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